30代OLが細かい上司と反りが合わないのを解決した方法
- とにかく細かい性格で上司と反りが合わない
- 言葉の使い方ひとつひとつをチェックされるのが苦痛
- 自分の興味のないところを細かくチェックされてとてもストレスが溜まる
- どんなに注意をしてもそもそも細かいことが苦手なので限界がある
- 同じようなミスをしても他の人には注意しないのに自分だけ注意される
そんなふうに細かい上司と合わなくてストレスを抱えている人って多いですね。私の友人(30代OL)も、やはり細かい上司と反りが合わなくて困っっていました。とある人材派遣会社の調査によると上司との関係が合わないと感じる女性は7割に上るということですから、誰にでも起こりうる問題と思います。
カスタマーサポートのような業務でお客様と電話でやり取りするのですが、その時の言葉遣いをひとつひとつ細かく指導されたり。メールの文面や改行の仕方まで指導されたり、割りと大雑把な性格の友人からはまったく意味のないことだと思えることまで細かくチェックされて辟易していました。上司と馬が合う人には注意をせずに、自分だけ注意を受けることにもストレスを感じていました。
確かに請求書の日付とか、誤字脱字ならチェックするのは当然と思いますが、改行の仕方などは正直、上司の好みでしかないようなところをチェックされても困りますね。性格の違いは仕方ないとはいえ、ストレスを感じるのは当然だと思います。
そんな30代OLの友人が細かい上司と反りが合わないのをどうやって解決したのか?その方法をご紹介したいと思います。
目次
30代OLが細かい上司と反りが合わないのを解決した方法
細かい上司と反りが合わないというのは、性格の違いと言えばそれまでですが、一緒に働く以上あまりにストレスを抱えるのは何とかしたいところですね。
その友人と相談する中で試した方法は以下の通りです。
- 自分の状況を客観視するため文章化する
- 相手に期待しない
- 自分と相手との違いを理解してもらう
- 異動させてもらう
- 退職、転職する
どれもそれなりの効果がありましたが、最終的には異動願いが通って別の上司のもとで働くことで完全解決しました。皆が皆、異動できるかは別ですがそれぞれ参考になれば幸いです。
自分の状況を客観視するため文章化する
まずは自分の状況を客観視するために、これまでストレスに感じた内容を具体的に文章に落とし込んでみましょう。紙でもデータでもどちらでも構いません。ただ頭で悶々と考えていると感情的になって思考がまとまりません。文章に落とし込むその過程で感情の整理ができます。そうすると冷静に状況を見られるようになり、対策を考えやすくなります。
相手がなぜ細かいことを気にするか背景を理解する
相手がなぜ細かいことを気にするか、理解ができればそこまで気にならなくなったり、細かいことを言われても調整がしやすくなります。細かいことを気にするのはそれをきっかけにより大きなミスにつながるのではないかという不安からかもしれませんし、とても神経質な性格で何度も確認しないと気がすまないかもしれません。相手を理解することで、細かいことを言われてもそれは自分のせいではなく、相手のことと切り分けやすくなります。
自分と相手との違いを理解してもらう
自分と相手との違いを上司に理解してもらうのも有効です。上司の指示がなぜ自分にとってストレスか、どういう指導の方法なら受け入れやすいかを上司に理解してもらうよう呼びかけるのもいいでしょう。私の友人はその方法を実践したところ、上司の細かさが一時的にせよ軽減されたということです。
相手に期待しない
相手に期待しないのも有効な手段です。細かい上司とのやり取りがストレスということは、相手に自分のことを分かってほしいとか、自分のやり方を認めて欲しいとかそういう期待があるわけです。上司は上司、自分は自分。相手に何かを期待しなければ何か言われても気にならなくなります。
異動させてもらう
色々試してもどうしても上司と合わない場合、人事部に掛け合って異動(配置転換)させてもらうのも根本的な解決方法です。ただし異動先の上司が必ずしも自分と相性が合うとも限りません。また全員が全員、異動届を受理されるとも限りませんし、よほど客観的な理由がないと異動させてもらえない場合もあります。人事部に異動を相談するにしても、口頭で話しても感情的になりがちです。上司のどんなところにストレスを感じいているか、自分だけ細かく注意されるならその内容を文章化して、客観的事実を元に他人が理解できるようにしましょう。
退職、転職する
これは究極ですが、退職・転職してしまえば上司の元を離れることは可能です。しかしコミュニケーションの問題である以上、仮に転職しても転職先で同じようなことが起きることはあります。そういったリスクを軽減させるためには、自分がどういう職場や上司だとやりやすいかを客観的に理解することが有効です。転職サイトで自己分析をしてみるといいでしょう。