内向的だと仕事ができないわけじゃない、内向的な人向きの仕事とは?
2019/02/28
人の性格をあらわす時に「外向的」「内向的」と分類することがあります。「外向的」とは人と話すことが好きな人で、社会への適応性が高くコミュニケーション能力が優れた人のことをいいます。それに対し「内向的」とは1人の時間が好きな人、コミュニケーションを楽しむよりも一人や少人数の気の合う人と交流する方が好きな人です。
世間的な風潮として、外交的な方が良いように言われますが、どちらが優れているということではなく、それぞれ特性であるだけです。内向的だからといって仕事ができないわけではありません。外交的な人に比べてコミュニケーションが負担になるので、内向的な人に向いた仕事とはどんなものでしょうか?
なおここでは正社員や派遣社員などの仕事を主に紹介しています。内向的な人に向いたアルバイトを探している人はこちら。 → 内向的な人に向いたアルバイトとは?
目次
内向的な人が向いている仕事とは?
筆者自身、今でこそ対人関係の恐怖を軽減できましたが、昔は顧客に対して「連絡は電話でなくメールで」とお願いするほど内向的な性格でした。電話をかける時はまだ気持ちの準備ができますが、電話を受けるのは突然なのでとてもストレスでした。
今まで経験した仕事やアルバイトは、Web制作、引っ越し、工場の部品の組み立て、食品工場の包装業務、ビルの解体作業、冷凍された荷物を船から荷降ろしする仕事、デパートの抽選会場、ライブ会場の撤収作業、ライブ会場の人員誘導、喫茶店のウェイター、店舗のレジ打ち、老人ホーム内業務など多岐に渡ります。
それぞれの経験から感じた、内向的な人がストレスなく楽しめる仕事をご紹介したいと思います。
内向的な人向きの仕事内容は
内向的な人の場合、やはりお客様と直に接するもの(つまり接客が必要なもの)は不向きです。一人で作業に集中できるものか、なるべくコミュニケーションが少ないものがいいでしょう。そう考えるとやはり専門職が向いています。専門職であれば仕事そのものに集中できることや、一人で仕事ができる環境が得やすいので、コミュニケーションによって消耗しないで済みます。
内向的な人に向いた業界は
業界としてオススメしたいのは、医療介護業界とIT業界です。
医療介護業界は内向的な人に向いています。特に作業療法士やヘルパーなどはおじいちゃんおばあちゃんが相手ですので、基本的に物腰柔らかく、孫のように可愛がってくれたり、ハードなコミュニケーションが発生しづらいです。医療の専門職は周囲から尊敬と配慮を持って接してもらえるので、ストレスが少なく済みます。資格が必要であったり、給料が上がりづらいなどの懸念点もありますが、今後も業界としてなくならないのはメリットでしょう。
IT業界もオススメです。やはり、パソコンに向かって仕事をするので一人の作業に没頭できること、他人とのコミュニケーションが少ないことがメリットです。黙々とパソコンに向かってひたすら集中できる職人肌、研究者肌の人にはピッタリです。スマホやAI、IoTなど業界としても伸びており、更に業界的に人手不足もあって、未経験でもスキルを身につければすぐに就職、転職できるのも魅力です。給料も高水準です。
転職サイトで情報収集や無料相談するのもオススメ
内向的な人は自分が納得のいくまで十分に考えたいという傾向が強いです。転職についても同様でしょう。転職サイトを使えば無料で転職のプロ(キャリアアドバイザー)に相談ができます。特にあなたが20代のうちに転職したいなら、20代専門の転職サイト「マイナビジョブ20's」がオススメです。
自分の希望や状況にあった転職先を提案してくれます。無料相談を利用したからといって、即決する必要はありませんし、転職をしなくてもOKです。情報収集の一環として活用しましょう。
【20代専門】マイナビジョブ20'sの無料転職支援に申し込む内向的な人に向いている仕事
以下、内向的な人に向いているだろう職種をまとめてみました。参考にしてみてください。中でも私が特にオススメしたいのは先に上げた2つです。技術職として給料水準が高く、しかも今後も伸びていく業界だからです。
理学療法士や作業療法士などは国家資格であるため習得に時間がかかりますが、資格が取れた後は安泰です。ITエンジニアの方は未経験からでもすぐに技術を学ぶことができるので、早く就職したい人にはピッタリです。
「理学療法士」や「作業療法士」などの医療系資格職
就職 ◎
理学療法士や作業療法士とは、病院や介護施設で患者さんのリハビリのお手伝いをする仕事です。写真のように足を怪我した人が再び歩けるように足腰を鍛えるのを手伝うなどします。患者さん相手ですから、そこまでハードなコミュニケーションは必要なく、患者さんも一定の配慮をしてくれるので、内向的な人にピッタリではないでしょうか。
内向的な人は勉強熱心、研究熱心な人が多いですから、常に新しい知識を身につける機会に恵まれた医療系の仕事は向いていると思います。専門職であるため給与水準も高めであり、将来的に考えても需要が尽きないのでオススメでしょう。
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国家試験を受験するために専門の学校に3年通う必要がありますが、それだけのメリットはあると思います。
ITエンジニア、アプリ開発エンジニア
就職 ◎
内向的でPCが好きな人であればITエンジニア、アプリ開発エンジニアがオススメです。一日PCと向かい合って仕事をするので、職人肌、研究者肌の人にピッタリです。
集中している時なんかは今日は誰とも会話をしなかったな…なんて日もあるぐらいです。傾向として内向的な人が集まりやすい職場なので、安心して仕事ができます。
この業界に入るにはある程度の技術が必要ですが、スマホからAI、IoTなど、ますますニーズが高まる市場ですからオススメです。以下のように未経験から学べるスクールもあります。
未経験から最短4週間でアプリ開発エンジニアに!「TechAcademy(テックアカデミー)」
TechAcademy(テックアカデミー)のオンラインブートキャンプ(無料体験)の特徴は4つ。
- スクールに通わなくても、自宅などでオンライン学習できる
- わからないことはいつでもチャットでメンターに質問できる
- パーソナルメンターがついて自作サービスやアプリ公開をサポート
- 各プログラムは最短4週間で完結(Webアプリコース、iPhoneアプリコース、Androidアプリコース、WordPressコース、Webデザインコース、アプリUI/UXデザインコース)
「放射線技師」や「臨床検査技師」
アルバイト ×
就職 ◎同じく医療系の、放射線技師や臨床検査技師の仕事もおすすめです。病院の医師の指示に従い患者さんの血液などの検査をしたり、心電図、X線などを撮ります。
国家資格なので安定していますし、決まった仕事のルーチンであること、1人で行う仕事が多いことから内向的な人でも働きやすい仕事だといえます。こちらも国家資格が必要ですので、まずは無資格でアルバイトから、というのは難しいです。
キッチンスタッフ
アルバイト ◎
就職 ◯飲食店の料理を用意する厨房で仕事をするスタッフです。
もくもくと同じ作業の繰り返しであること、お客様とコミュニケーションをとることもなく、同じポジションのスタッフと会話をすることが多いので内向的な人でも働きやすい仕事です。内向的で料理が好きな人にはいいと思います。
ケーキ屋さんのパティシエなどもおすすめです。自分の好きなスイーツ作りに集中できるので売れた時の喜びはひとしおですし、やりがいもある仕事です。
繊細なデザインや味は愛好的な人だからこそできる技術だといえますよね。
「作家」「ライター」「イラストレーター」などの職人業
アルバイト ×
就職 ×内向的な人は物事を深く考えたり、クリエイティブなものが得意な人が多く「どうしてだろう?」といった疑問点をもち自ら形にすることや、調べることに向いています。わからない言葉や単語があった時、そのままにせず調べて学習するのも内向的な人の特徴になります。
作家やイラストレーターの場合、自分が作った作品が世の中に出回り売れないと仕事としてやっていくのは難しいかもしれませんが、創作活動が好きな人なら外向的な人ではできない視点で作家として活躍できるはずです。
ただし、誰しもが成功する業界ではありませんので、これを職業にするにはなかなかハードルが高いでしょう。
ライターやイラストレーターとして稼ぎたい、実績を積みたいなら、クラウドワークスなどの仲介サイトを通じて仕事を受注といいでしょう。
図書館司書
アルバイト △
就職 ◎図書館の受付で本のご案内をする仕事です。
図書館に訪れる人達も比較的内向的な人が多いので、本が好きなあなたであれば大好きな本に囲まれながら落ち着いた空間で仕事ができるので最高ですよね。また、公務員や準公務員として仕事ができるのも安定的であり、社会的信用も高いのでいいですね。
以前は図書館司書という資格をもっていないと働けない仕事でしたが、資格などなくともアルバイトやパートなどからはじめてみるのもおすすめです。ただし人気の仕事ですので、競争率が高いです。
内向的で面接が苦手な場合
内向的な人は面接が苦手と感じることも多いのではないでしょうか?自己アピールが苦手であったり、話しベタだとどうしても面接に苦手意識を持つと思います。そのためには内向的の特性を活かして、事前準備や練習を入念に重ねて苦手意識を克服できるようにしましょう。詳しくはこちらの記事をご覧ください。→ 内向的で面接に自信がない人のための面接対策
内向的は弱みではなく、強みである
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もしかしたらあなたは内向的な部分を弱みと考えているかもしれませんが、そんなことはありません。内向的であるということは、一人で黙々と考えることが好きだったり、クリエイティブ、研究熱心。慎重とも言えます。内向的なことが弱みではなく、自分の強みとして考えれば仕事面でも十分に実力を発揮します。税理士や会計士、社労士、行政書士などのいわゆる士業の方に内向的な人が多いのも頷けますね。
あなたの強みを客観的に判断するために、転職のプロに相談するのも有効です。自分が弱みだと思っていた内向的な部分が、思いの外、仕事に役立つんだ!と気づけるかもしれませんよ。ここでは20代専門の転職サイトである「マイナビジョブ20's」をご紹介します。
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