内向的でネガティブな自分が嫌でもポジティブに変える必要はない
2019/07/29
内向的でネガティブな性質だと、自分の性格が嫌に思うことも多いと思います。
私もついつい過去の嫌な出来事を何度も思い出したり、将来の不安に捕らわれることが多く、そのたびに自分のネガティブさに嫌気がさします。
過去にはポジティブ思考を取り入れようと頑張りもしましたが、結局のところ、根本のネガティブさはなかなか変わりません。
結局は自分の内向的なところやネガティブさとどう付き合っていくかが大切です。
目次
持って生まれた性格は根本的には変わらないことを受け入れる
ちまたには様々な自己啓発本が溢れています。
私もポジティブ思考や幸福論などの本を何冊も読みましたし、読んだ直後は効果を感じたものも多々ありました。
しかし結局、持って生まれた性格を根本から変えるまでではありませんでした。
コーチングも何度も受け、カウンセリングにも2年ほど通いましたし、様々な気付きを得られましたが、根本の内向的なところは変わっていません。
知らない人の多い飲み会にいけば、気づけばぽつんと一人きりになることもありますし、人と話していると早く帰りたいなと思うこともあります。
自己啓発本やカウンセリングを通して得たのは、結局、「持って生まれた性格は根本的には変わらないと受け入れる」ことだったと思います。
肝心なのは不安やネガティブとどう付き合うか
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よく人から「考えすぎだ」とか「ネガティブだね」と言われて、それがコンプレックスでした。
そういう人ほどポジティブで社交的で、内向的やネガティブとは縁遠い人でした。
ポジティブな人に限って、内向的やネガティブさを改善させようとします。
そういう人に憧れると同時に、自分にはできそうもないとまたネガティブにおちいったものでした。
しかし、先にお伝えしたように、自分の内向的やネガティブさは根本的には変わりませんから、受け入れるしかありません。
大切なのは、自分の性格とどう付き合っていくか、折り合いをつけるかを身につけることです。
不安やネガティブにとらわれないためには
不安やネガティブにとらわれているのは考える余裕があるときです。
だから単純に忙しいときや体が疲れているとき、何かに没頭しているときはそんなことを考える余裕もありません。
(頭だけ疲れていて体が疲れていないときは逆に、思考が冴え渡って不安が増幅することはあります)
単純に忙しい状態を作る
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単純に忙しい状態を作るのは効果的です。
たとえば家事や趣味に没頭できている状態を作りましょう。
私がよくやるのは掃除。
掃除はある程度時間がかかること、やることが決まっているので黙々とできるのがいいです。
黙々と作業に没頭できると不安やネガティブさを感じるスキがなくなります。
ただし仕事の場合はそれに伴う不安やストレスがありますから不向きです。
体が疲れている状態を作る
不安やネガティブさにとらわれないために運動は効果的です。
体が疲れていてもう何も考えられない!という状況はないでしょうか。
運動をしている間はもちろん、運動後も体が疲れていてネガティブさを覚えずに済みます。
没頭できる趣味や習慣を身につける
シリーズ物の映画やドラマ、アニメを見続ける。凝った料理を作る。絵を書く。
などなど、没頭できる趣味や習慣を身につけるのも効果的です。
寝食を忘れるという言葉どおり、それをしている間は不安やネガティブと無縁になれる状態を作りましょう。
変わらないからこそどう付き合っていくか
私もそうですが、内向的でネガティブ、不安にとらわれやすいような性格は根本的には変わりません。
変わらないからこそ、どう付き合っていくか?を考えた方がよほど生きやすいです。
不完全的な自分を受け入れ、自分の性格とどう付き合うか?どうやったら不安やネガティブにとらわれずに済むか?など自分にあった対処方法を見つけましょう。
上に上げた方法はあくまで私に合った方法ですから、これを読んでいるあなたに合うかどうかは分かりません。
でもそんなことを何千回、何万回と繰り返すうちに、なんとなく自分の不安やネガティブと良い付き合い方ができるようになると思います。