笑顔が苦手でも人から嫌われない方法
2018/06/12
笑顔が苦手であることを気にしている人って結構多いのではないでしょうか。
他人から、
- 笑顔が怖い、不自然
- 何を考えているかよく分からない
- 表情が読めなくて怖い
- いつもつまらなさそう
- 何だかいつもブスっとしている
などと言われて、自分自身でも笑顔が苦手なことを気にしていませんか?
目次
私も笑顔が苦手なのがコンプレックスでした
私自身、他人から「何を考えているかよく分からない」とか「いつもつまらさそう」などと言われても自分ではよく分からず、他人から認めれていないようでコンプレックスを感じていました。
なぜ自分は笑顔が苦手なのか?私自身の原因を考えるとどうも「感情を表に出さない方がよい」という思い込みから来ているように思います。子供の頃は喜怒哀楽があったのに、親の教育や自身の価値観形成の途中で「大人になるとは感情的ではなく理性的で、常に冷静でいること=感情をあまり出さないこと」と学習し、それが「笑顔が苦手」ということに繋がっているように思います。
という図式です。
感情を表に出さないように心がけた結果、「感情を感じること」そのものが苦手になっていく。その結果として、笑顔も苦手になってしまったように感じています。
それでも大人になるにつれて、笑顔があった方が人間関係が円滑にできるということも知り、何とか笑顔を作れるように工夫してみました。ここでは私自身が実践した「笑顔が苦手でも人から嫌われない方法」についてご紹介します。
コミュニケーションにおける笑顔の役割とは?
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そもそもコミュニケーションにおいて笑顔の方が好ましいとされる理由は何でしょうか?
コミュニケーションにおいての笑顔は、
- 私はあなたに好意を持って接していますよ
- 私はあなたの敵ではありませんよ
- 私はあなたの意見に同意、あるいは共感しますよ
- 私はあなたとのコミュニケーションを楽しんでいますよ
というメッセージです。
もしも表情が無表情だった場合は逆に、
- 私はあなたに好意を持っていませんよ
- 私はあなたの味方ではありませんよ
- 私はあなたの意見に同意も共感もしませんよ
- 私はあなたとのコミュニケーションを楽しんでいませんよ
というメッセージとなります。
だからこそ、人間関係を円滑にするには笑顔が不可欠と言われます。
しかしいきなり笑顔あふれる人物になるのも難しいでしょう。急に常に笑顔を絶やさない人を目指す必要はありません。まずは相手に敵意がないと伝わるくらいの「表情は乏しいけど敵意はなさそう」くらいを目指すだけでも十分です。
①笑う練習をする
まずは笑う練習をしてみましょう。まずは「声を出して笑うこと」から試してみましょう。笑顔が苦手な人は感情を出すことになれていません。なので声を出して笑うことを練習してみてください。
それもなるべく大きな声で、「うふふ」ではなく「わはは」のような感じです。「うふふ」的な声の出し方では表情があまり変わらないですが、「わはは」的な声の出し方では自然と表情が出ます。後者の方の顔が自然と作れれば笑顔が出やすい状態になります。
ただ何もないところで笑うのは難しいと思うので、ギャグ漫画やコメディ映画、バラエティ番組などを見ながら、まずは声を出して笑ってみることを実践してみましょう。
声を出して笑うようにすると自然と表情も付いてきます。
②話し方の工夫をする
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笑顔がなくても人の話をしっかりと聞けることや、高圧的な態度でなく一緒の目線で話を聞く、柔らかい口調を心がけるだけでも笑顔と同じように印象を作ることはできます。
笑顔がないと無表情に見えてしまい怖い印象に見られてしまいがちに。だからこそ言葉は物腰柔らかな印象にするだけであなたのことを苦手だなと嫌われることはなくなります。人間は目から入る情報も大切ですが、耳から入る声の印象もとても大きいのです。
③笑顔が苦手なことを伝える
笑顔が苦手な人には種類があります。本当に人と接するのが嫌いな人もいれば、なかには笑顔になりたいのに上手にできないと悩んでいる場合もあるでしょう。
何もいわずに無表情でいるよりは「笑顔になるのが苦手なんだよね」と伝えてしまった方が相手も安心します。自分のウィークポイントを伝えることで相手からの誤解を防ぐことに繋がりますので、あえて伝えてしまいましょう。
④笑顔が苦手なら気遣いでカバー
どんな場所でも自然と気遣いができる人は嫌われません。無表情だとしてもまわりの人がして欲しいことに良く気が利く人は「いい人」だと思われますし、相手が話している時に相槌をうつことや目を合わせるなどちょっとした気遣いは一緒にいて心地よい気分にしてくれます。
笑顔だけが相手の印象を決めるすべてにはなりませんので、自分の性格でアピールできる部分だと思って積極的に気遣いを行ないましょう。
⑤いっそ他人からどう思われても平気と割り切るのも一つ
笑顔が苦手でも自分は大丈夫、人からどう思われても気にしない。と割り切るのも一つの手段です。私自身、笑顔の練習はしてもなかなか成果が上がらず、人から何を考えていいかわからないと言われることが今でもあります。
その度に凹んでいても仕方ありませんし「その人が私が何を考えてるか分からなくても私自身は困らないし」と過度に気にしないようにしています。
人からどう思われるかが気になるのはつまりは自信の有無ですから、自信を付けるのも一つの解決方法です。これだったら人に負けない、これだったら少なくとも人並みにはできる、というものを見つけ出し、自分に自信を付けましょう。
- 社会人なら、自分で働いて自分の生活費を稼いでいる
- 学生なら、留年することなく進級できている
など。小さいことで十分です。何かの大会で優勝した経験があるとか、そんな大きなことがなくたって自信を持っていいんです。
まとめ
笑顔が苦手である人は、笑顔を作るよりも前に色んなことに気づいて、思いを巡らせてしまう、優しさにあふれる人のように思います。そんなあなたには人には気づかれづらいいいところがたくさんあるはずです。
笑顔が苦手だという気持ちから自分を卑下することはありません。
笑顔が与える印象は大きなものですが、自分でも笑える努力をしたり、あえてまわりに伝えてしまうなどの工夫によりコミュニケーションを円滑にすることはできます。笑顔だけでなくアピールできる性格や話し方などで上手にカバーしていきましょう。